日本ハム中田激走「イチかバチか」本塁ヘッスラ加点

日本ハム対ソフトバンク 4回裏日本ハム1死満塁、横尾の右犠飛で本塁にヘッドスライディングで生還する三塁走者の中田。捕手高谷(撮影・黒川智章)

 日本ハム中田翔内野手(28)が、ヘッドスライディングで貴重な追加点をもぎ取った。

 1点リードの4回1死満塁の好機。三塁走者だった中田は、横尾の右翼へのフライでタッチアップ。ソフトバンクの上林の送球も鋭かったが、全力疾走の中田は本塁目がけ「イチかバチかのプレー。あそこは絶対にセーフになると思っていった」と迷わず飛び込んだ。

 18日西武戦では8点リードをひっくり返される、逆転サヨナラ負け。「この一戦、いろんな意味で僕だけじゃなく気持ちが入っていた」とチームの思いを代弁するように、キャプテンシーを体現した。「明日も勝ちにいける姿勢を忘れずにいきたい」と頼もしかった。