柳田4号先制弾「イッツ ゴーンヌ」実況アナ叫んだ

日本ハム対ソフトバンク 1回表ソフトバンク2死、右越え本塁打を放つ柳田(撮影・黒川智章)

 ソフトバンク柳田悠岐外野手(29)が1回に4試合ぶりとなる豪快な先制4号ソロを右中間スタンドへたたき込んだ。

 2ボールから日本ハム有原の内角低めのカットボールをフルスイング。CS放送で実況の近藤祐司アナウンサー(44)は「ん~! これは強い打球。ライトですが…」。打球がスタンドへ消えると「イッツ ゴーンヌ(It’s gone=入った)」と叫んだ。

 メジャー流のこの実況、本来はホームの日本ハムの選手だけにしか使用しない。オフのイベントなどで仲良しの柳田から「僕も」とリクエストされ、昨年7月8日に23号を放った時に敵チーム用の「グッバイ」ではなく「イッツ ゴーンヌ」と叫んでいた。

 この日も試合前練習時に柳田が近藤アナに「(今日)打ったら激しめでイッツゴーンよろしくお願いしますよ」とリクエストを受けていた。近藤アナはシャウト後に「まだソロホームラン、1点です」と冷静にホームチームのアナウンサーに戻っていた。