巨人山口俊が適時打 ご当地の銀しゃりパワー発揮

巨人対中日 2回裏巨人2死一、二塁、適時打を放つ山口俊。投手柳(撮影・河野匠)

 巨人山口俊投手(30)が「カーボ・ローディング効果」をバットでも発揮した。

 2回2死一、二塁で中日柳の高めスライダーをひっぱたき、レフト前へ適時打を運んだ。登板前は多量の炭水化物を摂取し、エネルギーを蓄積させる「カーボ・ローディング」を取り入れている。

 長野県は10アール当たりの米の収量が全国1位(16年度)。県内産コシヒカリが食味ランキングで「特A」を受賞し、量と質を兼ね備えている。ご当地の銀しゃりで得たパワーをタイムリーに変えた。