乱闘寸前!巨人山口俊が会沢に連続死球 警告試合に

広島対巨人 2回裏広島2死一塁、会沢は死球を受ける(撮影・加藤哉)

 3回に両軍がベンチを飛びだし、一触即発の空気となった。死球が引き金となった。巨人山口俊投手(30)が広島会沢翼に2打席連続で死球を与えた。

 1つ目は2回の第1打席。初球を左肩に当てると、会沢が立ち上がりにらみつけて不穏な空気に。2つ目は3回、初球139キロの直球を左肩に当てた。

 2打席連続の死球で広島ナインが一斉にベンチから飛び出し、巨人ナインも呼応。両軍がマウンド前に集まり物々しい雰囲気となった。乱闘にはならなかったが、一触即発の空気に審判から両軍に警告が発せられた。

 試合は2点を追う3回、田中の押し出し四球で勝ち越すなど3点を奪った広島が逆転勝ちを収めた。