2軍調整中の阪神藤浪晋太郎投手(24)が完全復活に向けて仕切り直す。
今日8日のウエスタン・リーグ・オリックス戦(大阪シティ信用金庫スタジアム)で先発。4月21日に不調で2軍に降格して以降、初めての実戦登板だ。今季、1軍では4試合登板で0勝1敗の防御率5・40。威力十分で打者が苦戦する速球が最大の武器だが、突如、制球を乱して自ら崩れるケースが目立っていた。金本知憲監督(50)は「いつごろ、1軍というのは、まったく何も決まっていない。判断が難しいよ。急にストライクが入らなくなるという現象が…。やっぱり、何回か投げて確信を持てないと」と説明。新人イヤーの13年から3年連続2桁勝利の実力者だが『好投即1軍』ではなく、あえて1軍復帰時期を定めず、じっくり2軍で復調をうながす方針だ。
矢野2軍監督が「5回は投げてもらうと思う。行けるところまで、投げてもらえれば」と見通しを語れば、高橋2軍投手コーチも「どんな状況でも、ストライクを取れるような投球を。フィールディングやけん制なども、実戦に近いところで精度を高めてほしい」とテーマを口にする。揺るぎなき好感触をつかめるか。13年ぶりのV奪回を目指す阪神にとって、藤浪は欠かせないピースだ。敵地でのナイター戦から、巻き返しを図る。