併殺狙いが裏目…DeNA大和トンネルから決勝点

DeNA対ヤクルト 11回表1死一、二塁、西浦の内野ゴロを取り損ねるDeNA大和(右)。左は二塁走者の中村(撮影・滝沢徹郎)

<DeNA5-6ヤクルト>◇12日◇横浜

 DeNAは延長11回1死一、二塁のピンチから、遊撃前に飛んだ小フライを名手の大和内野手(30)がショートバウンドさせて、併殺を狙ったが股の間を抜ける失策。1死満塁とピンチを広げると、砂田が押し出し四球を出した。

 無安打ながら決勝点を献上。アレックス・ラミレス監督(43)は「(大和は)恐らくバウンドさせてダブルプレーを狙った。バウンドが変わって、イレギュラーしたかもしれない」と言った。

 3点を追う4回に5点を奪って逆転したが、競り負けて2連敗。

 「(4回は)そこまでは非常にいい展開だった。浜口がもう1イニング投げて勝ち投手ということも考えたが追い付かれてしまった。(打線は)心配することはない。長いシーズン打てない時もある。スイングし続ければ必ず打開できる」と話した。