ロッテ・ボルシンガー4勝 打線援護&大声援に感謝

ロッテ対ソフトバンク 7回表ソフトバンク2死一塁、市川を三直に打ち取り、笑顔でベンチへ戻るボルシンガー(撮影・林敏行)

<ロッテ8-1ソフトバンク>◇19日◇ZOZOマリン

 ロッテの助っ人右腕、マイク・ボルシンガー投手が4勝目を挙げた。

 許した安打は単打のみで、連打なしの安定した投球で7回を4安打無失点。「打線が活発に点を取ってくれるので、テンポよく投げられる。素晴らしい打線」と援護に感謝した。

 130キロ台後半から140キロ台前半の動く直球に、スライダーとカーブを効果的に交え、的を絞らせなかった。「球速はあまり考えない。若いときに、とにかくボールを動かして打ち取ることを教えられ、それで生きていこうと思っている。ゴロでいかにアウトをとれるかが、球速よりも大事。でも、もう少し待ってくれれば、球速もちょっとずつ上がってくると思うよ」と胸を張った。

 お立ち台では大声援にも感謝。「マウンドには集中できないくらいの応援が届いている。いつもありがたく思っています」と笑顔をみせ、大きな歓声を浴びた。