井口監督が攻めの石川称賛、中田の三振投球で真骨頂

勝利投手の石川(右)は田村捕手とグータッチする(撮影・柴田隆二)

<ロッテ2-0日本ハム>◇22日◇ZOZOマリン

 ロッテの先発2枚看板の1人、石川歩投手(30)が8回118球を投げ、3安打無失点、4三振1四球の快投を見せた。

 9回は抑えの内にマウンドを譲り、2年ぶりの完封勝利はならなかったが4勝目(3敗)をマークし、チームを今季初の4連勝に導いた。

 井口監督も石川の投球内容に満足げ。特に直球中心で日本ハム打線を封じたことについて「今日は石川に尽きる。もともと真っすぐの良いピッチャー。最近、かわす投球になりつつあった。今日で本来の自分の投球を取り戻せると思う。彼の持ち味はストレート。相手も一番嫌な球だと思う」と高く評価した。

 そんな石川の持ち味が発揮されたのが、4回に4番中田と対決した場面だ。内角のシュートでファウルを打たせ、大きな110キロの外角カーブで追い込むと、最後はこの日最速となる148キロの外角直球で見逃しの3球三振を奪った。

 決勝の今季1号アーチを放った角中とともに上がったお立ち台も、石川の独壇場だった。「チームの4連勝がかかった登板? 嫌だなと思ってマウンドに上がりました(笑い)。マルティネスさんも、すごい良い投手なので、あまり援護がないかなと思っていたんで…」と話し、スタンドを沸かせた。

 石川はあらためてメディアに囲まれると「火曜日は(相手先発も)結構良いピッチャーが多いので、3点あげたら厳しいと思って投げている。今日は先に点をあげなかったので、それが良かった」と“エース対決”を制した充実感をにじませた。