国学院大2連勝、西丸は負傷欠場も包帯巻き仲間鼓舞

国学院大対立正大 4回途中から2番手として登板し、勝利投手となった国学院大・吉村(撮影・佐藤礼征)

<東都大学野球:国学院大6-5立正大>◇第7週第2日◇24日◇神宮

 国学院大が2連勝で勝ち点3とし首位に立ち、今季の全試合を終えた。

 初回から立正大・糸川を攻め2回までに5-0とリード。4回に2点を返されたが、救援した吉村貢司郎投手(3年=日大豊山)が2回2/3を1安打無失点と好投し、最後はドラフト候補の清水昇投手(4年=帝京)が締めた。主将の西丸泰史内野手(4年=尽誠学園)は1回戦の死球で右手小指を骨折。試合には出られなかったが、右手に包帯を巻いた状態で仲間を鼓舞した。

 今季初勝利を挙げた吉村は「4年生のおかげ。今日は真っすぐで押せたのが良かった。優勝については、自分たちはやることをやって待つだけです」と言った。29日から始まる東洋大-亜大で、東洋大が勝ち点を挙げれば東洋大が優勝。勝ち点を落とせば、国学院大の優勝となる。