西武、福岡3年ぶり勝ち越し「どこであっても目標」

ソフトバンク対西武 7回表西武無死三塁、左中間適時三塁打を放った栗山巧はベンチに戻り、秋山翔吾(中央)らナインに迎えられる(撮影・今浪浩三)

<ソフトバンク5-12西武>◇24日◇ヤフオクドーム

 西武が2連勝で今カードを勝ち越した。ヤフオクドームでの3連戦を勝ち越すのは、15年4月以来だ。

 右肘痛からの復帰登板だった先発ウルフは4回途中5失点で降板。だが、序盤から打線がつながった。6回には秋山が逆転3ラン。終盤にも得点を重ね、今季最多の17安打を重ね大勝した。

 辻発彦監督は「嘉弥真の初球スライダーを見事なホームラン。そういう場面を作った人を忘れないようにしないと」と、1発を放った秋山だけでなく、2死走者無しからの連打でお膳立てした炭谷と金子一もたたえた。

 ヤフオクドームでの勝ち越しについては「どこであっても勝ち越すことを目標としている。2勝1敗で御の字。3連敗しないように」と話した。