慶大・河合主将「結果出せてうれしい」2季連続V

秋春連覇を飾った慶大は大久保監督(左から2人目)を囲んで笑顔を見せた。右から郡司、菊地、河合主将(撮影・和田美保)

<東京6大学野球:法大6-5明大>◇第7週第1日◇26日◇神宮

 慶大が2季連続36回目の優勝を決めた。この日、明大が法大に5-6で敗れ、7勝5敗。現在、8勝2敗の慶大は残る早大戦で連敗しても、勝率で上回ることから優勝が決まった。

 早慶戦に向けての練習後、食堂で法大のサヨナラ勝ちを見届けた慶大ナインは手をたたき合って喜んだ。河合大樹主将は「うれしいの一言しかない。チーム全員が、勝つという意識でグラウンドに立てた。弱いと言われてきたチームが結果を出せてうれしい」と笑顔を見せた。

 慶大のリーグ連覇は、大久保秀昭監督が主将を務めた91年春秋以来のこと。監督として再び連覇を決め、「代替わりでの連覇はめちゃめちゃ大きい。このチームは、僕らの時のチームを超えたまとまり感がある」と選手らをたたえた。