法大・中村浩人が3の2、打率トップ守り全日程終了

法大対明大 法大対明大 2回表法大無死、左翼に本塁打を放つ中村浩(撮影・垰建太)

<東京6大学野球:法大4-3明大>◇第7週第2日◇27日◇神宮

 法大の中村浩人捕手(4年=多良木)が首位打者争いのトップを守り、全日程を終了した。

 自身の神宮1号ソロを含む3打数2安打し、打率を4割5分(40打数18安打)と引きあげた。「昨日のサヨナラ打で吹っ切れました。今日は楽に打席に入れました」と振り返った。

 前日の1回戦は打率を気にして第4打席まで無安打だった。それが9回「ストライクが来たら打つ」ことに集中し、最高の結果を出した。

 次週に早慶戦を残す慶大・河合大樹外野手(4年=関西学院)が4割2分9厘(42打数18安打)と迫っている。

 中村は「結果待ちになりますが(タイトルが)取れたらうれしいです」と話していた。