阪神長坂「前回の結果が」才木初勝利導いた好リード

阪神対巨人 3回表巨人1死一塁、野上のバントファウルフライを好捕する長坂(撮影・奥田泰也)

<阪神9-1巨人>◇27日◇甲子園

 阪神2年目の長坂が汚名返上の好リードだ。20日中日戦で才木とバッテリーを組んだが速球を狙い打ちされ、5回12安打5失点だった。

 この日はプロ2度目のスタメンマスク。打者1巡目は速球で押し、2巡目から変化球を交えて惑わせた。「前回の結果があったので、今回、勝とうと思った。もともと、速球で押せる投手」。金本監督は「あえて、前回の反省というものを、捕手が前回、こういうところが悪かったから打たれたというのを分かっていると思った。今日、長坂にかけた」と説明した。