大谷、田中将大の投球「変化球の割合多い」

ヤンキース対エンゼルス 6回表エンゼルス1死、ヤンキース田中から空振りの三振に倒れるエンゼルス大谷(撮影・菅敏)

<ヤンキース3-1エンゼルス>◇27日(日本時間28日)◇ヤンキースタジアム

 エンゼルス大谷翔平投手(23)は、ヤンキース田中将大投手(29)とのメジャー初対決で、2打数無安打、2三振1四球の結果に終わった。

 大谷は田中との5年ぶりの対戦を「本当に今日だけでは難しいんですけど、全体的にみたら、変化球の割合がすごく多いかなと思うので、そこが良い悪いは別として、微妙に(球が)動いたりとか、そういうところも日本とは違うかなと思います」と振り返った。この日は3打席計15球。内訳は直球=6球、スライダー=4球、スプリット=5球だった。

 大谷はルーキーだった2013年4月9日、日本での初対戦時も田中に3打席で2三振(見逃し、空振り)を喫している。このときは全12球のうち直球が9球を占め、残りの3球はスライダー。第3打席の空振り三振は、投じた4球すべてが直球だった。当然といえば当然だが、5年の時を経て、お互いの戦い方も大きく変化している。