日本ハム近藤、右足踏み込み修正→5戦連続マルチ

巨人対日本ハム 1回表日本ハム1死一塁、左越え2点本塁打を放つ近藤(撮影・黒川智章)

<日本生命セ・パ交流戦:巨人3-5日本ハム>◇29日◇東京ドーム

 体が反応した。1回1死一塁、日本ハム近藤健介捕手(24)は1-2と追い込まれていた。「いろんなボールをイメージしていた」。真ん中外寄りの直球に右足を踏み込んでバットを出し、左翼席最前列に3号2ラン。「あっちにそんなにバンバン打たないので感触はよく分からないけど、いい感じに振れた」。今季交流戦で12球団最初の1発、最近4戦で3発目となる先制2ランを振り返った。

 交流戦開幕で気合が入っていた。「大事になるとみんな分かっている。初戦が取れてよかった」。1軍復帰後では初めて4月28日ロッテ戦以来となる左翼守備にも就いた。8回には中前打でダメ押しの得点につなげ、打線をけん引した。

 右ふくらはぎの筋挫傷で1日に登録抹消された。15日に1軍復帰も、6試合で24打数2安打と打撃不振に陥った。3割9分2厘あった打率は3割2分7厘と急降下。当初は分からなかった理由が繰り返しビデオを見て気付いた。「体重がしっかり前(右足)に乗っていなかったんです。かばっているつもりはなかったんですよ。無意識でした」。右足の踏み込みを取り戻すと、打撃は急回復。5試合連続の複数安打で打率は3割5分7厘まで戻した。

 栗山監督は「すごく大きかった。先にいきたかったからね」と乱打戦となりがちな東京ドームでの先制打を評価。これでチームは今季3度目の4連勝で今季最多の貯金8。巧打者の復調とともに、首位西武と1ゲーム差にぴたりと付けている。【斎藤直樹】