小川監督、交流戦初勝利にハフ&バレの奮起期待

ヤクルト対ロッテ 2回裏ヤクルト1死、一、三塁、大引の適時打で生還したバレンティン(右)を出迎える小川監督(撮影・中島郁夫)

<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルト4-1ロッテ>◇30日◇神宮

 ヤクルトが雨中の投手戦を制した。降雨のため50分遅れで始まったゲームは、ハフとロッテ有吉の両先発が中盤まで1失点と粘りの投球を披露。ヤクルトは7回にバレンティンが13号ソロで勝ち越すと、西浦の2試合連続となる4号ソロ、代打雄平の適時三塁打で一気に3得点を挙げた。

 交流戦初勝利に、小川淳司監督は「ハフはずっといい投球が続いているので何とか勝ちをつけてあげたかった。でもチームが勝ったのでハフも次に向けて頑張れるんじゃないか。バレンティンはいろいろたまっていたものが、ああいう風に内容もよくて気持ちも入っていた。1つ勝てたのは良かったです」と話した。