ヤクルト由規「ワクワク」地元仙台で7年ぶり登板

1日の試合前の練習で談笑する仙台市出身の岸(左)と由規

<日本生命セ・パ交流戦:楽天-ヤクルト>◇2日◇楽天生命パーク

 気持ちの高ぶりは、登板前日から抑えきれなかった。先発予定の宮城・仙台育英出身のヤクルト由規投手は、11年5月20日以来となる地元登板前日の1日の練習後、地元テレビ局など大勢の報道陣に囲まれた。「毎年のように、自分の中でも、ここで投げたい気持ちがあった。チャンスをいただけたので何とか期待に応えられるように頑張りたい。ワクワクしています」と意気込んだ。

 11年に右肩痛を発症させ、13年に手術。故障前には09年から3年連続で飾っていた凱旋(がいせん)登板を1つの目標にしてリハビリに励んできた。「ケガをしている中でもすごくたくさんの声援を頂いた。恩返しというか、元気で投げている姿を見せられたらと思います。明日になれば緊張感もあるとは思うけど、まずはいつも通り投げたい。ここで投げるのは7年ぶりなので特別な感情があるけど、試合になったら考えずに投げていると思います。とにかくいい投球ができるように。それだけです」と力を込めた。

 楽天の予告先発はエースの則本。由規は「必然的に気持ちも入る。チームに勝ちをもたらす投球ができれば」と口元を引き締めた。試合には、家族や友人らが応援のためスタンドに駆けつける予定。故郷への感謝の気持ちを胸に思う存分に腕を振り、チームを今季初の4連勝に導くと誓った。