中日伊藤準規、朝5時起き山口→札幌お疲れ?4失点

日本ハム対中日 7回裏日本ハム2死、中田(左奥)に左越え本塁打を浴びる中日伊藤(撮影・佐藤翔太)

<日本ハム9-3中日>◇2日◇札幌ドーム

 中日伊藤準規投手は約1カ月ぶりの1軍登板で力を出し切れなかった。3-5の7回2死走者なしで先発ガルシアを救援。だが最初の打者中田に左越え13号ソロを打たれると、さらに3点を奪われた。

 長い1日だった。木下雄介投手とともにこの日出場選手登録された。ウエスタン・リーグ広島戦のため山口県内に滞在していたが、札幌のナイターの結果を受けて、入れ替えが決定。2人は午前5時に起床し、同6時に出発。岩国空港から羽田で飛行機を乗り継ぎ、札幌入りしていた。

 木下雄は3番手で8回に登場。4月15日以来、プロ2度目の登板で、1イニングを1安打無失点に抑えた。登板時は午後9時を回っており、起床から16時間が経過していた。木下雄は「結果だけ。内容は全然ダメ。反省です」と移動疲れは言い訳にしなかった。