工藤監督大当たり!3番松田2発、交流無敗の6連勝

ソフトバンク対DeNA 7回裏ソフトバンク無死、松田宣浩は右越え1試合2本塁打を放ち工藤公康監督らに迎えられる(撮影・今浪浩三)

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク7-5DeNA>◇3日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンクがDeNAに3戦連続で逆転勝ちし、交流戦負けなしの6連勝を飾った。工藤公康監督(55)は自らの判断で今季初めて松田を3番に起用した。打撃不振のため1日は4年ぶりにスタメンから外し、2日に8番で戻すと3安打を放っていた。この日は3回に中堅左へ特大の11号ソロを放つと7回には右翼テラス席へ1試合2発となる12号ソロ。8回にも中前安打を放ち猛打賞、2打点と大当たりだ。

 工藤監督は「今日は(打線は)攻撃的にいきたいなと。昨日、いい感じで3本打っていてくれたので3番にしようと。いい時は逆方向へ大きいのが出る。しっかり振れているんじゃないかな」と、右翼への本塁打に復調の気配を感じていた。

 貯金0で突入した交流戦で6連勝し、今季最多タイの貯金6に戻した。工藤監督は「選手が勝ちたいと集中している。みんなが頑張っているおかげ」とナイン全員でつかんだ連勝だと話した。