4連敗ラミレス監督が打線再編決断、宮崎5番に復帰

6回表、交代を告げ厳しい表情で引き揚げるDeNAラミレス監督(撮影・滝沢徹郎)

<日本生命セ・パ交流戦:西武8-1DeNA>◇5日◇横浜

 DeNAは西武打線に4本塁打を浴び、4連敗となった。

 西武の外崎、浅村(2発)、山川に浴びた4本の本塁打はすべて直球で、7回の浅村、山川の連続本塁打はともに三嶋の150キロ直球だった。

 アレックス・ラミレス監督は「150キロ以上の球を打たれたら後悔するものではない。3番、4番が直球に強いのは分かっている。素晴らしいホームランと称賛するしかない」と言った。

 先発のウィーランドは6回途中3失点で3敗目。ラミレス監督は「ウィーランドはいいピッチングをして試合をつくったが、援護がなかった。(西武カスティーヨは)球種のコンビネーションが良かった。最低2点は取れると思ったがかみ合わなかった。勝つことも負けることもある。明日はまた違う日になる」と切り替えた。

 本塁打、打点でリーグ2冠の3番ロペスを欠く打線は、6安打で1点に抑えられた。5番ソトは23打席連続無安打とスランプで、6日からは宮崎を5番に戻す予定。交流戦に入って2勝4敗と苦しむ中、打線を再編して勝機を探る。