阪神金本監督「まさかの結末」運引き寄せて2位死守

阪神対ロッテ 延長12回、サヨナラ勝ちでファンにあいさつに出てくる金本監督(撮影・清水貴仁)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神3-2ロッテ>◇9日◇甲子園

 金本阪神がラッキーなサヨナラ勝ちで2位を守った。2-2同点の延長12回1死一、二塁。梅野の代打山崎が遊ゴロを打ち、送球が二塁にわたって封殺。

 だが一塁送球が暴投となり、二塁走者の中谷がホームを駆け抜けた。金本知憲監督(50)は「(9回に)追いつかれたあと、嫌なムードがあったんですけど、(能見ら)リリーフがきっちり抑えてくれたので、こういう勝ちが転がり込んできたのかなと思います」と笑顔。

 「いや、想像はしてなかったですけどね。選手のときは経験はありますけどね。まさかの結末でしたね」と、引き分け寸前の“ミラクル”に驚き半分だった。