巨人坂本勇人が逆転弾「流れチーム状態も良くなる」

巨人対西武 7回裏巨人2死一、二塁、坂本勇(右)は逆転3点本塁打を放ち、笑顔で選手とハイタッチ(撮影・浅見桂子)

<日本生命セ・パ交流戦:巨人8-5西武>◇9日◇東京ドーム

 巨人坂本勇人内野手(29)が逆転の7号3ランを放った。

 1点を追う7回2死一、二塁。1ボールから西武先発の多和田の内角直球を振り抜いた。打球は左中間スタンドへ一直線。打った瞬間、手応えに確信した坂本勇は、ぴょんと跳ねながら打球を目で追った。5月29日日本ハム戦以来9戦ぶりの主将の1発で試合をひっくり返し「手応えが完璧だったんで打った瞬間ホームランだと思いました。ライナー性の良い形の打球でした」と納得顔。「勝ち越せていないので中々良い流れとは言えないけど、こういう試合が増えれば流れもチーム状態も良くなる。全員が意識すれば上がっていくと思う」とチーム一丸で戦う姿勢を強調した。