日本ハム清宮、内川バット8戦6発 強い直球に対応

降雨ノーゲームとなった6日イースタンDeNA戦で、幻の本塁打を放つ清宮

 日本ハム清宮幸太郎内野手(19)が内川バットで研さんを積む。5月28日に2軍降格後は8戦6発と本塁打を量産。実は新モデルのバットが好感覚を生んでいた。「前に内川さんからバットをもらって、握ってみて感覚が良かったので、特注して作ってもらいました。(6月1日のイースタン・リーグ)巨人戦から使っています」。1軍同行していた5月13日ソフトバンク戦の試合前に関係者を通じて譲り受けていた。直感を信じて求めた変化が、結果につながっている。

 打球の変化も感じていた。「練習でも前より飛距離も出るようになりました」。長さ、重さは自身と変わらない約87センチ、約890グラムだが、重心が先端寄りのトップバランス。2軍降格が決まった際に「真っすぐへの対策」を課題に挙げていた。しっかり振り抜けば、1軍レベルの強い直球に対応できるのが内川モデル。2軍の7日DeNA戦では右中間場外へ推定飛距離130メートルの10号3ランを放った。実戦でも新相棒の効果を感じている。

 打撃フォームも微修正。「最初から(トップの位置を)引き気味で構えるようにしました。トップに入ってからの間が作れていなかったので」。1軍を経験し、自ら必要な進化の形を考え、取り組んできた結果が降格後の8戦6発だ。現状では交流戦中の1軍再昇格は見送られる方針。今日12日からはイースタン・リーグ楽天3連戦(ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉)に臨む。内川バットで試行錯誤を繰り返しながら、レベルアップに励む。