神奈川大が完封負け「相手が1枚も2枚も上」監督

敗れた神奈川大の岸川監督(撮影・柴田隆二)

<全日本大学野球選手権:東日本国際大1-0神奈川大>◇12日◇1回戦◇神宮

 神奈川大(神奈川)が初戦で姿を消した。4年前にエース浜口(現DeNA)を擁し、準優勝した強豪がわずか6安打の完封負けを喫した。

 1点差を追う6回、1死二、三塁の好機をつくり、代わった2番手投手の初球にスクイズを仕掛けたが、打者の矢野義記一塁手(4年=西条)が空振りして三塁走者が三本間に挟まれ、得点できなかった。

 岸川雄二監督(44)は「次の1点を取った方に流れが行く。1-1になればウチの方がいけると思いました。代わりっぱなだったし、外してはこないと思ったんですが。相手が1枚も2枚も上でした」と話していた。