辻監督「どうしたのか」カスティーヨ来日最短降板

西武対ヤクルト 9回裏1死、山川(手前)が二塁飛に倒れ、3連敗のムードに厳しい表情の辻監督(右)(撮影・浅見桂子)

<日本生命セ・パ交流戦:西武1-3ヤクルト>◇12日◇大宮

 西武が3連敗となった。先発カスティーヨが4回途中までに6四死球の乱調で、被安打1ながら3失点。4回1死二塁でのヤクルト中村への頭部死球で危険球退場となった。来日最短の3回1/3で降板した右腕は「緩いマウンドに対応していくためにバランスを崩して、コントロールも乱してしまった」と肩を落とした。

 打線も石川を攻略できず、1得点だけ。辻発彦監督は「カスティーヨはそれ(危険球退場)までもひどかった。どうしたのか。(石川は)的を絞りきれなかった」と厳しい表情で振り返った。

 13日の同戦先発は、デビュー登板となる16年ドラフト1位右腕、今井。指揮官は「今持っている力を出してくれればいい。とにかく全力で投げてくれれば」と話した。