阪神梅野 執念ヘッスラ→リクエスト→先制適時打に

2回表阪神2死二、三塁、梅野は遊撃への打球で一塁にヘッドスライディングし、適時内野安打とする(撮影・加藤哉)

<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム5-10阪神>◇12日◇札幌ドーム

 阪神梅野は熱いヘッドスライディングで決勝点をたたき出した。2回2死二、三塁で遊撃内野安打。間一髪のタイミングで頭から滑り込み、リクエスト判定の結果、先制タイムリーとなった。「これは行ける、と思って。(打線がつながる)きっかけになればと思った。なんとか先制点を取れて良かったです」と笑顔。

 貧打に苦しむチーム状況で気持ちを前面に出し、大量得点勝利を呼び込んだ。