日本ハム大田が執念決勝打「気持ちで打ちにいった」

日本ハム対ヤクルト 7回裏日本ハム2死三塁、バットを折りながら中前適時打を放ちガッツポーズで叫ぶ大田(撮影・黒川智章)

<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム11-4ヤクルト>◇15日◇札幌ドーム

 日本ハム大田泰示外野手が7回、決勝打を放った。4-4で迎えた2死三塁の場面で、バットを折られながら中前適時打を運んだ。

 試合後のヒーローインタビューでは熱い言葉で、試合を決めた瞬間を振り返った。「もう気持ちです。気持ちで打ちにいって、いいところに飛んでくれて、いい形で点が入って、本当に良かったです」。大歓声を浴びた。最後にファンへのメッセージをお願いされると「明日はデーゲーム。早く帰って寝ましょう」と、とびっきりの笑顔で決めて、スタンドのファンも笑顔にした。16日は午後2時に試合開始。多くのファンが来場し、チームの勝利を届けられることを願って、球場を後にした。