藤浪恩師の大阪桐蔭・西谷監督「ここからが大事」

3回裏楽天1死満塁、藤浪は島内を三ゴロ併殺打に打ち取りグラブを叩く(撮影・加藤哉)

<日本生命セ・パ交流戦:楽天0-4阪神>◇15日◇楽天生命パーク

 阪神藤浪晋太郎投手(24)が、「日本生命セ・パ交流戦」楽天戦(楽天生命パーク宮城)に先発。昨年5月4日ヤクルト戦(神宮)以来、勝ち星から見放されていたが、6回1/3無失点の好投で、実に407日ぶりの勝利投手となった。雨の中、粘りの投球を見せ、復活の1勝をつかみ取った。

 大阪桐蔭時代の恩師・西谷浩一監督のコメント 先日の西武戦で、森(友哉、藤浪の1学年後輩で、春夏連覇時にバッテリー)と対戦したとき、これをきっかけにしてくれないかなと思っていました。ちょうど担当の畑山スカウトがグラウンドに来てくれて「だいぶ良くなっていますよ」とも言ってくれていました。チームの皆さんが「藤浪を勝たせてやろう」としてくださっているのは感じていましたし、本人も感じていると思う。何よりここからが大事。いいきっかけにしてほしいと思います。