森監督「階段が疲れるわ」3投手で10四球の自滅

西武対中日 5回裏西武無死、外崎に左越え本塁打を放たれた中日ガルシア(撮影・鈴木正人)

<日本生命セ・パ交流戦:西武9-2中日>◇16日◇メットライフドーム

 中日が自滅した。先発のオネルキ・ガルシア投手が2-3の6回、2死から浅村に四球を出したところで降板。2番手又吉克樹投手は山川、外崎に連続四球で満塁とし、森にグランドスラムを浴びた。3投手で合計10四球を出したのが失点に直結した。

 チーム勝ち頭の7勝を挙げ、前回登板では完封勝利していたガルシア。3回には3四球でピンチを招いて森に適時打、松井に押し出し四球を与えていた。「今日はよくなかった。打たれたわけではないのに自分で自分の首をしめてしまった」とため息をついた。

 借金7は今季ワースト。森繁和監督は長い階段を上がりながら「年をとったら階段が疲れるわ」とボヤいていた。