金本監督「今日は1点勝負だなと」5犠打で則本攻略

楽天対阪神 9回表阪神1死一、三塁、金本監督(左)は左前勝ち越し適時打を放ち相手投手交代で一旦ベンチへ戻った高山と笑顔のタッチ(撮影・加藤哉)

<日本生命セ・パ交流戦:楽天1-2阪神>◇16日◇楽天生命パーク

 金本阪神が初めて1試合5犠打を記録した。相手先発は難敵則本。0対1で迎えた9回無死一塁では6番鳥谷に犠打を指令し、この回2得点の逆転劇につなげた。

 チームでは13年10月1日中日戦以来5年ぶり、1リーグ時代を含めて球団最多タイとなる1試合5犠打。金本知憲監督は「今日は1点勝負だなと。1点、2点を取れたらラッキーぐらいの感じだったので。得点圏に送れば相手がミスすることもあるし、そういう考えでね」と狙いを振り返った。