東北福祉大・清水敬太が逆転適時打「まぐれです」

東北福祉大対慶大 6回表東北福祉大2死満塁、中前適時打を放った清水敬はベンチに向かってガッツポーズする(撮影・垰建太)

<全日本大学野球選手権:東北福祉大7-3慶大>◇16日◇準決勝◇神宮

 東北福祉大(仙台6大学)が3本塁打を含む11安打で快勝し、優勝した04年以来14年ぶりの決勝に進出した。

 1点を追う6回2死満塁。今春のリーグ戦では先発出場1試合だけの9番清水敬太内野手(4年=酒田南)が、全国初先発の大抜てきに応えた。7球目の真ん中高めのフォークに食らいつき、中前2点適時打で逆転した。「3球ぐらいフォークが続いていた。まぐれです」と汗をぬぐった。