日本ハム上原、第2の故郷広島で自ら援護のプロ1号

広島対日本ハム 5回表日本ハム無死、上原(右)は右越え本塁打を放ち生還する(撮影・宮崎幸一)

<日本生命セ・パ交流戦:広島2-6日本ハム>◇18日◇マツダスタジアム

 日本ハム上原健太投手(24)が第2の故郷広島で自らを援護するソロ本塁打を放った。

 5回先頭で迎えた第2打席。広島先発福井の2球目を完璧に捉えた打球は右翼スタンドに突き刺さるプロ初アーチ。「大マグレです。打った瞬間、感触はあったんですが、あそこまで飛ぶとは思いませんでした。まさかホームランを打てるとは思いませんでした」。

 沖縄生まれだが、地元広陵高出身。マツダスタジアムでの公式戦登板はプロ入り初。投げては5回を投げ3安打1失点と勝ち投手の権利を得て降板。昨年8月20日西武戦(札幌ドーム)以来となる白星を目指す。