DeNA4番宮崎が初2発「自分のスイング心掛け」

7回裏DeNA無死、2打席連続となる本塁打を放つ宮崎(撮影・河野匠)

<日本生命セ・パ交流戦:DeNA4-2西武>◇18日◇横浜

 DeNA宮崎が“4番”のふた振りで勝利を引き寄せた。4回に先制の13号2ランをバックスクリーン右に運ぶと、7回は右中間席へ14号ソロ。2打席連発での自身初の1試合2発に「飯塚が投げる時に援護出来ていなかったので、今日は何とかしたいと思っていた。とにかく後ろにつなぐことだけを考えました」とうなずいた。

 筒香、ロペスを負傷で欠く中、4番を託され4戦目。オーダーには若手の名前が並ぶ。4番の意識はないとしながらも「何とかチャンスで1本という気持ちはある。若い選手が多いので、勢いづかせることも大事だと思ってます」と主力としての自覚を示した。

 打率は3割3分1厘(8毛)に上げ、リーグ3位。本塁打も、昨季の自己最多15本にあと1本と好調を維持する。「打席の中でしっかり自分のスイングが出来るように心掛けている」という男のバットが、チームを2位に再浮上させた。