阪神高山が意地の適時打、打率も2割台へ浮上

阪神対ロッテ 3回裏阪神無死、高山は左越え二塁打を放つ。投手石川(撮影・宮崎幸一)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神1-3ロッテ>◇19日◇甲子園

 阪神高山俊外野手(25)が、チーム唯一の得点となる適時打を放った。

 3点を追う4回2死一、二塁で打席へ。ロッテ先発石川の投じた外角低め128キロシンカーに懸命に手を伸ばすと、打球は右中間芝生に弾んだ。

 3回には先頭打者として左二塁打を放ってチャンスメーク。12日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来今季7度目のマルチ安打を記録し「今日はよかったですね」と話した。

 この日の2安打で、1割台に低迷していた打率も2割に乗った。「また明日は明日ですね」。20日オリックス戦でも、高山が存在感を示していく。