オリックス吉田正尚は右足関節捻挫、今後は様子見で

阪神対オリックス 8回表オリックス2死二塁、勝ち越しとなる右越え適時三塁打を放ち、三塁ベースを踏んだ際に足をひねる吉田正(撮影・前田充)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神3-3オリックス>◇21日◇甲子園

 オリックス吉田正尚外野手にアクシデントが発生した。同点に追いついた後の8回2死二塁。

 阪神桑原から右翼手糸井の頭上を越す弾丸ライナーを放った。勝ち越しのタイムリー三塁打になったが、三塁ベースを踏んだ時に右足首を痛めた。自力で歩けず、コーチとトレーナーに抱きかかえられながら、三塁側ベンチに戻った。大阪市内の病院に直行し、「右足関節捻挫」の診断を受けた。今後は状態を見ながら、出場の判断を下す。吉田正は交流戦MVPの有力候補だが、最終戦で思わぬ悲劇に見舞われた。