大学日本代表の生田監督手応え紅白戦、国際球も使用

侍ジャパン大学代表選考合宿 紅白戦後、報道陣の取材に応じる生田侍ジャパン大学代表監督(撮影・滝沢徹郎)

<侍ジャパン大学日本代表選考合宿>◇第1日◇22日◇バッティングパレス相石スタジアムひらつか

 合宿初日は当初練習の予定だったが、明日以降の天候を考慮し、急きょ紅白戦が行われた。試合を終えて生田勉監督(51)は「各選手がいい調整をしてきたので、内容の濃いものになった」と手応えを口にした。

 紅白戦では実際の国際試合で使用される球が用いられた。「日本で良くても、海外で勝てない。以前の経験から球が滑ってあわないように感じた。対応力を見ました」と試合球導入の経緯を説明した。

 残り2日で理想のチームに向けメンバーを見極める。生田監督は「投手はそう簡単に打たれないだろう。野手は2、3点をどう取るか。機動力野球をしたい」と投手中心に守り勝つチームを目指す。合宿最終日の24日、24名の侍が発表される。