巨人沢村「僕の力不足」ピンチで登板し勝ち越し許す

巨人対ヤクルト 7回表ヤクルト2死満塁、西浦(後方)に走者一掃の左越え適時二塁打を許し、打球を見つめる沢村(撮影・浅見桂子)

<巨人2-3ヤクルト>◇24日◇東京ドーム

 巨人沢村拓一投手(30)が勝ち越しを許した。7回1死満塁から2番手で登板するとヤクルトの代打荒木をフルカウントから内角低めへ153キロ直球をズバッと投げ込み、見逃し三振を奪う。

 2死満塁とし、西浦は3球で追い込んだが、カウント2-2からの5球目。投じた真ん中低め150キロ直球を左中間へとはじき返され、走者一掃となる3点適時二塁打を浴びた。

 「打たれたボールが1番悪かった。あそこで抑えるのが仕事。それを求められている。打たれた僕の力不足です」と話した。