ヤクルト青木は側頭部打撲、米国で受けた後遺症心配

1回裏ヤクルト無死二塁、青木宣親は頭部死球を受け、担架で運ばれ交代となる(撮影・宮崎幸一)

<ヤクルト7-15阪神>◇30日◇神宮

 ヤクルトの青木宣親外野手が、頭部死球で負傷交代した。

 6点を追う1回無死二塁、カウント1-1からの阪神岩貞の3球目が、右側頭部を直撃。青木はその場に倒れ込み、担架で固定されてそのまま退場した。

 その後、都内の病院で診察を受け側頭部打撲と診断された。帰路につく際には、しっかりとした足取りだった。

 大リーグ・ジャイアンツ時代の15年8月には頭部死球を受け、脳振とうの後遺症に苦しんだ経験もあり、小川淳司監督は「米国でひどい脳振とうをしているので、心配」と話した。