東京五輪公式球にSSK初採用、以前はミズノ製

 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は4日、SSKと、20年までに開催される野球の国際大会でボールと用具の公式サプライヤー契約を結んだと発表した。19年秋のプレミア12、20年の東京オリンピック(五輪)も含まれる。ボールはスリランカ製で市販されていない。仕様はWBSCの注文に合わせた特注で、8月のU15ワールドカップ(W杯)から使用開始となる。

 これまで五輪ではミズノ製が使われており、SSKが五輪のボールに使用されるのは初めて。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、大リーグ公式球と同じローリングス社製だった。同社の佐々木恭一社長は「今回の契約は、U12の野球を夢見る世代からトップまで、各年代の世界一を決める大会の公式球になります」とコメントした。