ソフトバンク・ミランダ、先発も救援もこなす救世主

オリオールズ時代のミランダの投球フォーム(16年7月3日撮影)

 ソフトバンクは6日、アリエル・ミランダ投手(29=前マリナーズ傘下3Aタコマ)と契約の基本合意をしたと発表した。今後、メディカルチェックなどを経て正式契約を行う。キューバ出身の左腕で、188センチと長身。今季はマリナーズで1試合登板。昨季は主に先発で31試合に登板し8勝を挙げている。ミランダは「入団することになり、この上なくワクワクしています。熱狂的なホークスファンのみなさんのためにホークスのユニホームを着てプレーできることを光栄に思います。家族みんなで今から福岡での生活を楽しみにしています」と、球団を通じてコメントした。

 現在、1軍の外国人はデスパイネ、バンデンハーク、モイネロの3人。サファテは股関節手術を受け、米国でリハビリ中。リハビリ組のスアレスも復帰は早くても8月の予定だが、野手にグラシアルもいるため、7人目の外国人となる。

 ミランダの投球を映像で確認した工藤監督は「投げっぷりの良さそうなピッチャー。先発も中継ぎもどちらもやっていると聞いています。(起用法は)適性やチーム状況を見ながら考えたい」と話し、どの持ち場でもこなせる適応性を強調した。救援陣はサファテ、岩崎らが不在。モイネロも5日楽天戦で失点するなど、勤続疲労が見られる部分もある。また先発陣もローテの軸として期待された東浜や和田が離脱中で、エース千賀も右腕に不安を抱え、出場登録抹消中と苦しい状況。ユーティリティー左腕が鷹投の救世主となる。【山本大地】

 ◆アリエル・ミランダ 1989年1月10日、キューバ・ハバナ州生まれ。07年から13年までキューバリーグでプレー。亡命を経て15年にオリオールズとマイナー契約。16年にメジャーデビューし、同年7月にマリナーズ移籍。今季は1試合の登板で勝ち負けなしの防御率1・80。188センチ86キロ。左投げ左打ち。