広島出身のヤクルト大下が募金活動「普通に戻って」

試合前に「平成30年西日本豪雨」被災者への義援金募金活動を行った、左から巨人の内海、菅野、ヤクルトの大下、小川(撮影・足立雅史)

 広島出身でヤクルトのドラフト2位大下佑馬投手が10日の巨人13回戦前、神宮球場正面で西日本豪雨災害の復旧支援の募金活動に参加した。

 小川泰弘投手、巨人内海哲也投手と菅野智之投手と並んでファンに募金を呼びかけた。大下は「あらためて大変なことになっているなと思います。生まれも育ちも広島で、ずっと育ってきた人間なので、早く何とかしてほしい、普通に戻ってほしいと思います。これ以上、事が大きくならなければいいと思います」と願った。

 11日の巨人戦(神宮)でプロ初先発の予定。「準備はしっかりして、やれることをやって、試合でもやれることをやるだけ。初めてなので、それしかないです」と意気込みを語った。