ソフトバンク、1番柳田の奇襲実らずBクラス危機

ソフトバンク対日本ハム 8回表日本ハム無死一、三塁、ソフトバンク工藤監督(中央)はうつむきながら投手交代のためベンチを出る(撮影・小沢裕)

<ソフトバンク0-12日本ハム>◇10日◇東京ドーム

 ソフトバンクは工藤監督の奇襲も実らず日本ハムに連敗した。

 苦手上沢対策として柳田を1番に起用。公式戦では2年ぶり、昨年の日本シリーズ以来だったが、4打数無安打と不発。5回1死一、三塁の好機では長谷川勇、川島と左右の代打の切り札を早々に使ったが連続見逃し三振に終わった。今季3度目の0封負け。今季上沢には3戦3敗、24イニングでわずか1得点だ。投手陣も19安打12失点と大炎上して前半戦を終えた。工藤監督は「まずは(上位に)離されないよう」。今日11日のロッテの結果次第ではBクラスで折り返しになる。