全パ連勝!工藤監督「少しでも元気に」熊本開催喜ぶ

試合後、勝利監督インタビューで笑顔を見せる工藤監督(撮影・加藤哉)

<マイナビオールスターゲーム2018:全パ5-1全セ>◇第2戦◇14日◇リブワーク藤崎台

 全パが2連勝を飾った。前夜、球宴初勝利を飾った工藤監督にとっては、うれしい連勝となった。地方球場でのオールスターは5年ぶり、熊本県内での開催は初。試合前には2016年4月の熊本地震の犠牲者に黙とうがささげられた。

 最優秀選手賞には先制打を放った西武源田壮亮内野手が初受賞。敢闘選手賞はアルバース(オリックス)浅村(西武)宮崎(DeNA)。

 工藤監督は「(全パが2連勝)投げる投手がすごくて。ホレボレする球投げていた。ベンチで頼もしく見ていた。(先発岸は2回0封)地をはうようなボール投げる投手はそうそういるものではない。お客さんも満足してくれたのではないか。(リリーフ陣は)シーズンの疲れがたまっている中、よく投げてくれた。(前夜の森に続き源田がMVP。リーグ戦の勢いを象徴する西武勢の活躍)その通りです。ホークスも頑張ります。(地震災害の被災地熊本でオールスターを開催できた)復興復旧が1日でも早く進むように。ホークスも九州は1つということで選手が(野球教室などで)子供たちを励ましに回っているし、オールスターを熊本で開催できて良かった。少しでも元気になってくれればと、選手も頑張ってくれた」と話した。