工藤監督「熊本の復興が1日でも早く進むように」

全セ対全パ 天然記念物のクスノキ群を背に勝利監督インタビューを受ける工藤監督(撮影・河野匠)

<マイナビオールスターゲーム2018:全パ5-1全セ>◇第2戦◇14日◇リブワーク藤崎台

 ソフトバンク工藤公康監督(55)が熊本での球宴が無事終了したことを喜んだ。「勝てたことはすごくうれしい。ここで球宴ができたことがなにより。すばらしい天気の中、選手たちは熱く野球をやってくれた」。

 球場は1万3760人で満員。外野には3300人の熊本県内の野球少年が招待されていた。「外野の子どもたちも応援して、ホームラン競争の打球に飛びついて、野球が好きなんだなと」と目を細めた。「熊本の復興が1日でも早く進むように。僕らはグラウンドで精いっぱいやるだけ。少しでもファンに伝わってもらえればうれしい」と話した。

 勝利監督インタビューでは「2戦連続で西武勢がMVPですが、勢いがありますね」と聞かれ「その通りです。ホークスも頑張ります」と苦笑いしていた。