楽天松井が昨年6月以来の勝利、借金20→17へ

ロッテ対楽天 8回表楽天2死満塁、右前2点適時打を放ったペゲーロ(左)のヘルメットをたたく松井裕(撮影・横山健太)

<ロッテ2-6楽天>◇18日◇ZOZOマリン

 楽天が同点の8回に4四死球とペゲーロ、嶋の連続適時打を絡めて一挙4点を挙げて勝利した。

 3番手で7回に登板し、2三振を含む3者凡退にロッテ打線を切った左腕松井裕樹が、昨年6月24日・日本ハム戦以来の勝ち星を手にした。

 キレのあるカーブを普段以上に織り交ぜて好投した松井は「カーブがストライク入ったんで、そこじゃないですか。カーブを縦で回転させる投げ方をすると(直球でも)良い投げ方ができる。打者の目線、タイミングを外す以外に、投球にも良い影響がある」と説明した。

 チームは後半戦開幕カードでロッテをスイープ。借金は20から一気に17に減った。平石監督代行は「ウチは勝つことしかない。何とか勝てるようにしっかり準備していきたい」と話した。