福良監督「苦しい状況で」連夜の増井抑え失敗かばう

西武対オリックス 7回表オリックス2死三塁、大城の中前適時打で小島(左)が生還、ベンチに迎える福良監督(撮影・鈴木正人)

<西武2-1オリックス>◇26日◇メットライフドーム

 オリックスのストッパー増井浩俊投手が2試合連続でサヨナラ打を浴びた。

 1-1の延長10回。1死二塁から代打森にフォークを捉えられ、右中間を破られた。前日25日にも延長10回に浅村にサヨナラ打を許して今季初黒星。悲劇を繰り返してしまった。

 チームはこれで今季ワーストの6連敗。増井は「あそこまで持っていかれたんで、もっと低く投げないといけなかった」と唇をかんだ。福良監督は「チャンスはあったと思う。前半で2回、3回、4回と。これだけ延長が多かったら仕方がない。常に苦しい状況で投げている。もうちょっと楽な展開で投げさせないと」と、攻めきれない攻撃陣を嘆いた。