阪神北條が先制適時打、24歳誕生日に勝負強さ発揮

ヤクルト対阪神 1回表阪神無死二塁、北條は中前適時打を放つ(撮影・足立雅史)

<ヤクルト4-10阪神>◇29日◇神宮

 阪神北條史也内野手(24)が先制適時打を放った。

 1、2番コンビがバットで虎を引っ張った。初回、1番糸原が左二塁打を放ってチャンスを作ると、2番北條が5球目の125キロシンカーを捉えた。

 持ち味となりつつある勝負強さを発揮した。試合前までの得点圏打率は4割7分1厘。さらに7月の月間打率は4割を超えており、好調をキープしている。鮮やかな先制劇で11勝目を狙う、先発メッセンジャーを援護した。

 北條は、この日が24歳の誕生日。自らのバットで祝福した。