オリックス・アルバース、いつもの儀式実らず逆転●

7回楽天の攻撃を抑えるアルバース(撮影・渦原淳)

<オリックス2-4楽天>◇1日◇京セラドーム大阪

 オリックスのアンドリュー・アルバース投手の2桁勝利はまたもお預けとなった。

 3回に田中に1発は浴びたものの、7回を3安打1失点にまとめ、勝利投手の権利を持って降板。だが、8回に近藤が田中に同点ソロを浴びて6月26日西武戦以来の勝利はならなかった。

 アルバースは「自分としては試合を作ることができていると思う。救援投手も信頼しているし、いずれいい方向に向かうと思う」と話した。

 降板後はベンチで帽子を逆さにかぶるなどして得点が入るように祈ったが実らず「点が欲しいときにやるおまじないなんだ。うまくいかなかったけどね」と苦笑いしていた。