中日高橋周平が大暴れ プロ初2発、自己最多6打点

中日対阪神 2回裏中日1死一、二塁、高橋(右)は3点本塁打を放ち、藤井の祝福に笑顔を見せる(撮影・前岡正明)

<中日8-5阪神>◇1日◇ナゴヤドーム

 中日高橋周平が2発6打点の大活躍で松坂を援護した。1試合6打点は自身最多で、2本塁打も7年目で初。年間6本塁打は14年に並ぶ最多タイだ。

 2回、才木の初球の142キロをとらえ右中間に逆転3ラン。これが決勝点になった。4回は6号ソロ、6回は2点二塁打と、3本いずれも効果的な得点。単独のお立ち台で「まさかこんな日が来るとは思わなかったです。必死に頑張りました」と照れた。

 福田、亀沢とのレギュラー争いが続く。波留打撃コーチの指導のもと、コンパクトな構えから最短距離で振り抜くスイングを習得中。今季は開幕から精彩を欠いてきたが、取り組みが実を結びだした。「なかなかヒットが出なかったけど、いろいろな方から助言をいただいて何とか持ちこたえました。まだ厳しい戦いが続くので、何とか連勝を伸ばせるようにしたい」と声量を上げてファンに約束した。