工藤監督、不調の内川に「輝きを取り戻してほしい」

8回裏ソフトバンク1死満塁、遊併殺打に終わった内川聖一は残念そうに下を向く(撮影・梅根麻紀)

<ソフトバンク4-6オリックス>◇5日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンクがオリックスに連敗し後半戦では13年7月25日以来5年ぶりの借金2となった。工藤公康監督は「チャンスは作れている。後半は自分たちのかたちで相手を追い込むところまでいった」と振り返った。

 2点差にした8回1死満塁では6番内川が遊ゴロ併殺。この3連戦では13打席で12打数無安打。4番に起用された3日は犠飛で1打点も、6番で起用された残り2戦は快音が聞かれなかった。工藤監督は「打てないときもある。7月の打率は3割を越えていた。主将としてチームを盛り上げてくれている。レギュラーとして出続けるのが大事。調子を取り戻して、彼の輝きを取り戻してほしい」と変わらぬ信頼を口にした。

 藤本打撃コーチは「(前カードの)西武戦あたりから下降気味。今は手打ちになっている。自分のスイングをしてほしい。つなごう、つなごうと小さくなっている。6番でも降格ではないと本人とは話をしている。デスパイネと内川の間に中村晃を挟みたい。3番から6番は(状態で)シャッフルする」と説明した。